ドニプロ川はダム決壊後、工業物質で汚染されたとゼレンスキー大統領事務所が発表

この画像は、ダムの中央部とドニプロ川東岸の水力発電所の建物の一部が広範囲に被害を受けていることを示しています。

キエフ:

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領府は、カホフカダム決壊後、ドニプロ川が150トンの工業用潤滑油で汚染されたと発表したとメディアが報じた。

カホフカ ダムは、国の北から南の海までずっと伸びる川沿いにある 6 つのダムのうちの 1 つです。

ノヴァ・カホフカ水力発電所の被害状況を示す衛星画像が徐々にアップロードされている。

この画像は、ダムの中央部とドニプロ川東岸の水力発電所の建物の一部が広範囲に被害を受けていることを示しています。

2か所の決壊から水が下流に流れている。 3番目の決壊でも、いわゆる北クリミア運河で水が南に移動している。

ウクライナはロシア軍がヘルソン地域のダムを爆破したと非難しているが、ロシア政府はこれを否定している。

ロシア占領下のウクライナの町ノヴァ・カホフカの水力発電所のダムが一夜にして決壊し、それ以来水が流れ込んでいる。

報道によると、被害は深刻とみられ、ロシア国営メディアは町が水没していると報じた。

ゼレンスキー大統領はロシア軍が工場を「内部から」爆破したと非難しているが、ロシア政府はこれはキエフによる「意図的な破壊行為」だったと主張している。

ゼレンスキー大統領は、約80の町や村が洪水の影響を受ける可能性があると述べており、避難活動が進められている。 このダムは重要な資源であり、上流の多くのコミュニティとザポリージャ原子力発電所に水を供給しています。

国連の核監視機関であるIAEAのトップは、ザポリージャ原発の冷却水不足により非常用ディーゼル発電機が停止する可能性があると述べたが、同原発の状況は制御されていると言われている。

クレムリンは、ウクライナのノヴァ・カホフカのダム攻撃はキエフによる「意図的な破壊行為」だったと非難した。

ウクライナは、モスクワ支配地域のヘルソンにあるダムを爆破したとしてロシアを非難しており、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長も、この攻撃は「戦争犯罪」に当たるとして、ロシアを非難している。

しかし、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のドミトリー・ペスコフ報道官は、ジャーナリストとの毎日の電話会議で、モスクワの責任を否定し、キエフを非難した。

「これは、2日前に大規模な攻撃作戦を開始したにもかかわらず、ウクライナ軍がその目的を達成できていないという事実とも関連している。彼らの攻撃作戦は停滞している」とIANSは述べた。